ムーブ(就労支援)

働きはじめの最初の一歩

ムーブ(就労支援)

動き出す最初の一歩をサポートします – 対象:おおむね35歳まで

働くことは大変なことです
まずは体力をつけて
毎日動く習慣をつけましょう
できることから、少しずつ
一緒に活動しましょう

「働く意志はあるのに働けない」
「やりたいことが見つからない」
「今までと違う環境で再スタートしてみたい」
そんな若者に社会参加と自立に必要な力を育てていきます

対 象

働きたいけど今一歩踏み出せない35歳未満の若者を対象としています。

自分に自信をつけたい、生きがいを感じたい、自分の可能性を模索したい、人とのコミュニケーションがうまくとれるようになりたい、共同生活を通して仲間を作りたい、いろんな活動を通して自分をみつめたい、働く意欲がわかない、やりたい仕事が見つからない、仕事が長続きしない、人付き合いに苦手意識を持っている、家に引きこもりがち、経済的自立を目指したい、そんな人たちが利用してきました。  

《活動(訓練)内容》
・ レクリエーション活動 、ボランティア活動、企業見学、体験活動、資格取得 ・職場(企業)実習、定期面談の実施など

特 徴

生活力をつける
日々の暮らしを大事にすることで次につながります
身支度、料理、整理整頓・・・生活力と言ってもさまざまな力があります。自分の暮らしを自分で整えることで、自信がついて新しいチャレンジができます。
「働ける」体力づくり
まずは体力、動ける身体に慣らしていきましょう
どんなに好きな仕事でも、体が疲れると心が疲れます。心が疲れるとやる気もなくなり悪循環となります。まずは体力を楽しくつけて、1日動ける体力をつけましょう。
働く練習
何事も少しずつ練習を重ねれば、慣れて苦にならなくなります
挨拶やコミュニケーション、同僚との連携のコツ、困ったときのSOSを出す練習、何事も失敗しながら覚えることが大事です。最初はみんな初心者です、一緒に始めましょう!
職場見学、職場体験
知るところから一緒に始めましょう
職場は会社によって様々です。仕事内容や雰囲気、人間関係すべてが未知の世界です。働くことが怖い・・・それは「知らない」ことも原因です。まず最初は知ることから始めると、自然と怖さが薄くなります。

事前相談および見学など →体力づくりや体験活動など → 職業体験や職場実習 → 就職活動となっています。
また就職をゴールにする場合もあれば、まずはどんな働き方がいいか見定めることを目標にする場合もあります。里山の農的暮らしでゆるやかな暮らしをしている人もいます。
活動はスタッフも一緒にいて、活動中や活動外でもサポートしています。

【費用】
プログラムに応じてかわります。(月/22,000円~) 詳しくはお問い合わせください。

目 標

【「就職支援」ではなく、動き出す最初の一歩(ムーブ)】
本当は働きたい・・・ けど働けない、そんな状態に陥る原因は様々だと思います。
就職してみたものの、企業からのプレッシャーを感じ、仕事が長続きせず、職場での人間関係にも慣れることができないといったことは誰もが一度はあることだと思います。
そういったことが何回か続きだんだんと自信をなくしてしまい「お金をかせがねば」という焦りや大きな(強い)不安が就労への遠回りとなっているのです。
でもそんな人も、本当にやりたいことを見つけ、同じ悩みを持つ仲間、ボランティアの人達、協力してくれる善意の大人達と、開かれた人間関係を築きながら、そこに向けてスタートすれば、働きに行くことが楽しくなり、自分の居場所を見つけ、職場の雰囲気にも慣れ、自分が開けば周りも開くという感じで人生が末広がりに展開していくのです。

お金を稼ぐことを目的とした「賃労働」ではなく、私たちの理念でもある【働く=「端を楽にする」=周りに喜ばれる生き方】ができるようになることが、幸せへの近道かもしれません。

人生は、どこに縁ができるかわかりません。

急がば回れの精神で一緒に最初の一歩をしてみませんか?  

よくある質問をまとめました

Q&A

Q
何歳から通えますか?
A

18歳以上の35歳未満の方を対象としていますが、本人や家族と相談の上、お互いに活動内容に納得できれば対象者以外も可能です。

Q
毎日通わないといけませんか?
A

慣れるまでは少しずつ、自分のペースで大丈夫です。
「毎日通う」ということも大事なことの一つですので、毎日通うのが一つ訓練だと思って参加してほしいなと思っています。

Q
屋外での活動ばかりですか?
A

屋内での活動もありますが、屋外も多いです。
何事もまずはチャレンジするところからスタートしてその中で工夫をしたり妥協をしたりすること自体が練習になります。
自分の好き嫌いを超えて、取り組む中で新しい自分を見つけてほしいなと思っています。